『不眠』のタイプいろいろ
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・なかなか寝付けず、眠ってもすぐに目が覚めてしまう。 ・寝汗をかき、夢もよく見る。 ・動悸や焦燥感を感じることもある。 ・のどが渇き、手足がほてる。 |
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「心」（いわゆる五臓六腑の五臓のうちの１つ。イコール「心臓」ではありません。）のうるおい（陰）が不足して、相対的に熱気（陽）が高ぶり、軽い興奮状態になっているかもしれません。（東洋医学では、あらゆるものが２つの側面（陰と陽）を持ち、その２つが拮抗してバランスを保っている状態が正常と考えられています。） こういう方は、「心」のうるおいを補ってあげると、よく眠れるようになるでしょう。 |
| 2 | ・なかなか寝付けず、ひどい時には一睡もできない。 |
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慢性的な肉体（あるいは精神）疲労がたまり、「腎」（五臓のうちの１つ。根本的なエネルギーを蓄えいます。イコール「腎臓」ではありません。）のうるおいが不足して、それが「心」のうるおい不足にも波及して、軽い興奮状態になっているかもしれません。 |
| 3 | ・よく夢をみる。途中で目覚めやすく、一度目が覚めてしまうとなかなか寝付けない。 |
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考え事や思い悩んだりすることが多く、「心」と「脾」（五臓のうちの１つ。東洋医学では消化と吸収に関わります。イコール「脾臓」ではありません。）が弱っているかもしれません。 こういう方は、「心」と「脾」のエネルギーを補ってあげると、よく眠れるようになるでしょう。 |
| 4 | ・漠然とした不安感があり、なかなか寝付けない。 ・寝ても小さな音ですぐ起きてしまう。 ・普段からびくびくしやすく、動悸や息切れもある。 ・ため息をつくことが多い。 ・吐き気を感じ、苦汁がこみ上げることも。めまいも感じる。 |
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驚きや恐怖心にさいなまれることがあり、「胆」（五臓六腑のうちの六腑の１つ。「心」を助けて物事を判断し決断する働きがあります。イコール「胆のう」ではありません。）が弱っているかもしれません。 こういう方は、「胆」のエネルギーを補ってあげると、よく眠れるようになるでしょう。 |
| 5 | ・眠りが浅く、夢をよく見る。 ・日頃からイライラしがちで、脇腹のあたりが張って痛む。 ・ため息をつくことが多く、時に口が苦いと感じる。 ・目がよく充血する。 |
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悩み事や怒り・焦りを日頃から感じたり、暴飲暴食することによって体内に気（エネルギーのようなもの）が滞り、余分な熱が生じてしまったかもしれません。 こういう方は、余分な気を散らして熱を発散させるとよく眠れるようになるでしょう。 |
| 6 | ・眠りが浅く、よく夢を見る。 |
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お腹の調子が悪かったり、暴飲暴食することによって、体の中に余分な熱をもった湿気が生じてしまったかもしれません。 こういう方は、余分な熱を散らして湿気を取り除いてあげると、よく眠れるようになるでしょう。 |
| 7 | ・眠れず、よく夢を見る。 ・胸の中に熱がこもっている感じがあり、動悸がする。 ・顔が紅潮して、舌先がピリピリする。 ・口内炎ができやすい。 |
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極度の心労などによって、胸のあたりに余分な熱がこもってしまったかもしれません。 こういう方は、胸の余分な熱を散らしてあげると、よく眠れるようになるでしょう。 |
| 8 | ・じっとしていられず、寝付けない。 ・胸焼けや、胸のつまり感を感じる。 ・訳もなくよく焦って、イライラする。 |
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発熱を伴って体調を崩しませんでしたか？ その時体の中に生じた熱がまだ体内に残っているかもしれません。 こういう方は、体の中に残った余分な熱を散らしてあげると、よく眠れるようになるでしょう。 |
などなど、『不眠』ひとつとっても、一人一人微妙に症状が違います。（必ずしも１〜８の分類にすっきり分かれるわけでもありません。）
光明堂鍼灸院では、初診時にしっかりお話をうかがい、身体の状態をみてから、東洋医学的根拠に基づき施術させて頂きます。
自分の『不眠』に鍼灸は効くのか？等々、お気軽にご相談ください。