『風邪』のタイプいろいろ
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・寒気が強く、温かくしても寒気が治まらない。 ・後頭部や首の後ろが痛む。 ・熱が出ることもある。汗はかかない。 |
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外気の寒さの影響を受けて、風邪を引いてしまったのかもしれません。 こういう方は、温めながら発汗させ、寒さを散らしてあげると風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 2 | ・寒気がするが、温かくすると落ち着く。 |
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外気の風の影響を受けて、風邪を引いてしまったのかもしれません。 |
| 3 | ・発熱し、頭が重い頭痛がする。 ・喉が渇き、水を飲みたくなるが、飲むと吐いてしまう。 ・小便の出が悪い。 |
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外気の影響が体内に及んで、水分代謝がうまくいかなくなっているかもしれません。 こういう方は、気（エネルギーのようなもの）のめぐりを良くして、水分代謝を良くして あげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 4 | ・発熱（特に夜）し、うわ言を言ったりする。 ・下腹部が張って痛み、固くなっている。 ・便秘気味で、出る便の色は濃い。 |
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外気の影響が体内に及んで、お腹の調子をこわしているかもしれません。 こういう方は、お腹の余分な熱を散らして気と血（血液のようなもの）のめぐりをスムーズにしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 5 | ・寒気はなく、熱が出る。 ・喉が渇いて、冷たいものを飲みたくなる。 ・小便の色がいつもより濃く（黄色く）なる。 ・息切れ・疲労感が出てきた。 |
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外気の影響が体内（特に腹部）に及んでいるかもしれません。 こういう方は、体内に入っている熱を散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 6 | ・寒気はなく、高熱がでる。（熱は午後〜夕方にかけて上がる。） ・お腹が張り、痛む。食欲もない。 ・便が出にくくなっている。 |
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外気の影響が体内（特に腹部）に及び、熱化してしまったかもしれません。 こういう方は、便通をつけることによって熱を体外に出してあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 7 | ・熱が出たり、寒気がしたりを繰り返す。 ・脇腹が痛み、訳もなくイライラする。 ・めまい、耳鳴りや耳閉感があり、口の中が苦いと感じる。 ・食欲はない。 |
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外気の影響が体内の浅い所と深い所を往来しているかもしれません。 こういう方は、深浅に入った外気の影響を払ってあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 8 | ・熱が出たり、寒気がしたりを繰り返す。 ・上腹部が引きつり、嘔吐を繰り返す。食欲はない。 ・イライラして怒りっぽくなる。便秘である。 |
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外気の影響が体内に及び、腹部で熱化してしまったようです。 こういう方は、深浅に入った外気の影響を払ってあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 9 | ・寒気がするが、厚着すると寒気はやわらぐ。 ・熱が出るが、高熱ではない。 ・お腹が張って、汗が出る。お腹も温めると、やわらぐ。 ・便は下痢便で、食欲もなく、無気力。 |
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体の表面に外気の影響を受けた段階では治りきらず、体の深い所に入ってしまったのかもしれません。 こういう方は、体の中を温めて寒さを散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。引き続きの養生も必要です。 |
| 10 | ・熱は出ない。（出ても高熱にはならない。） ・お腹が張って痛み、吐き気がする。食欲はない。 ・便は緩い、または水の様な下痢便。 |
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外気（寒気）の影響がお腹に及んでしまったかもしれません。 こういう方は、お腹を温め寒気を散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 11 | ・熱は出ない。（出ても高熱にはならない。） ・お腹の痛みが激しく、下痢になる。 ・食欲はなく、気力もわかない。 |
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元々、お腹の調子があまり良くない所に、外気の影響を受けてしまったかもしれません。 こういう方は、お腹の弱りを回復させて痛みを止めてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 12 | ・熱が出るが、寒気もする。 ・汗は出ず、手足の冷えや倦怠感が強い。 |
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元々、体力があまりなく、体が冷え気味だった所に、外気（寒気）の影響を受けてしまい、体力がない為に体が対抗しきれていない状態かもしれません。 こういう方は、体（特にお腹）を温めて寒気を散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 13 | ・寒気が強く、手足が冷える。 ・食べ物が消化されていない様な下痢便が出る。 ・尿の量が多い。体はだるく、うとうとする。 |
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元々、体力があまりない所に、外気（寒気）の影響を受けて寒気が体の中に入り込んでしまったかもしれません。 こういう方は、体を温めて体内に入った寒気を散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 14 | ・発熱し、口や喉が乾燥する。 ・怒りっぽくなったり、夜眠れなかったりする。 ・尿の色が濃くなり、量は少なくなる。 ・便秘になることがある。 |
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外気の影響を受けて、体が熱方向に傾いてしまったかもしれません。 こういう方は、体の中に潤いを補って、余分な熱を散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 15 | ・寒気や手足の冷えがひどく、肘や膝のあたりまで冷える。 ・お腹が痛み、下痢する。 ・元気が出ず、筋肉の引きつりを感じる。 |
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外気の影響が体内に及んで、体を温める機能や必要なものを体内にとどめる作用が低下してしまっているのかもしれません。 こういう方は、体を温めて体力を回復し、寒気を散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 16 | ・手足が冷え、下腹部の両脇や内ももが冷えて痛む。 |
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体の脇や腹部を通る経穴（ツボ）の流れを中心に冷えてしまったのかもしれません。 こういう方は、この経穴（ツボ）の流れを温めて、血流をよくしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
| 17 | ・手足は冷えるが、顔はほてり、喉が渇く。 ・空腹感を感じても、実際は食べられない。 ・イライラしやすく、焦燥感があり、夜はよく眠れない。 ・尿は濃く少ししか出ず、便秘する。 |
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外気の影響が体内に及んで、風邪が治りきらず長引いて、体の奥に熱がこもって手足の血（血液のようなもの）の流れを妨げてしまっているかもしれません。 こういう方は、体の奥の熱を散らしてあげると、風邪症状もおさまるでしょう。 |
などなど、『風邪』ひとつとっても、一人一人微妙に症状が違います。（必ずしも１〜17の分類にすっきり分かれるわけでもありません。）
光明堂鍼灸院では、初診時にしっかりお話をうかがい、身体の状態をみてから、東洋医学的根拠に基づき施術させて頂きます。
自分の『風邪』に鍼灸は効くのか？等々、お気軽にご相談ください。『風邪』は早めの対応が肝要です。