『動悸』のタイプいろいろ
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・日頃からあまり元気がなく、顔色が悪い。 ・動悸や胸苦しさ、息切れを感じる。 ・運動や時には入浴で動悸は悪化する。 ・ちょっとしたことですぐ汗をかき、汗はなかなか引かない。 |
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慢性病や老化による衰弱などにより『心』（いわゆる五臓六腑の五臓のうつの一つ。イコール『心臓』ではありません。）のポンプ作用が低下しているのかもしれません。 こういう方は、『心』の気（エネルギーのようなもの）を補ってあげると、動悸もおさまるでしょう。 |
| 2 | ・日頃から元気がなく、寒がりで、手足が冷えている。 |
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慢性病や老化による衰弱などにより『心』のポンプ作用とともに体を温める作用も低下しているのかもしれません。 |
| 3 | ・物忘れがひどく、漠然とした不安感がある。 ・顔色に艶がなく、動悸とめまいが生じる。 ・夜はよく眠れず、夢を見る。 |
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慢性病や出血もしくは尽きない悩みなどにより、必要以上に血（血液のようなもの）を消耗してしまったかもしれません。 こういう方は、『心』の血を補ってあげると、動悸がおさまるでしょう。 |
| 4 | ・動悸とめまいを感じる。 ・日頃から顔色に艶がなく、よく眠れず夢をよく見る。 ・手足がほてり、胸部に熱感を感じる。 |
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血の消耗に加えて陰分（血液等すべて含めた体液の総称のようなもの）の不足による熱症状が現れているかもしれません。 こういう方は、陰分を補って熱症状を抑えてあげると、動悸もおさまるでしょう。 |
| 5 | ・些細なことに驚いたり、怖がったりして動悸する。 ・眠りが浅く、夢をよく見る。 |
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突然の驚きや恐怖を感じることで、『心』にゆとりがなくなってしまったのかもしれません。 こういう方は、気を補って落ち着けてあげると、動悸もおさまるでしょう。 |
| 6 | ・発作性の動悸があり、胸を刺すような痛みも感じる。 ・手足が冷え、顔色も悪く、唇は青紫色。 |
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以前からの血の消耗により、血の量が減り、血の流れが滞ってしまったのかもしれません。（しかし、心筋梗塞の原因となるような胸部の血流障害とはまた別の概念です。） こういう方は、血の流れを良くして、滞りを解消してあげると、動悸もおさまるでしょう。 |
| 7 | ・イライラしたり、焦ったりすると動悸がでる。 ・胸がほてってむかむかする。 ・夜は目がさえてよく眠れない。 ・口の中が苦く感じて、のどがよく渇く。 |
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思い悩むことが多かったり、辛い物を食べ過ぎたりで、体の中に熱がこもり、滞りが生じているかもしれません。 こういう方は、熱を散らして、滞りを解消してあげると、動悸もおさまるでしょう。 |
| 8 | ・動悸は動くと増長する。 ・全身倦怠感があり、頭がふらつき、めまいがする。 ・息切れして、咳もでる。 ・食欲はない。 |
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全身的に体が弱ってしまい、体の中の水分をうまく代謝できず、余分な水分が体の中に滞っているかもしれません。 こういう方は、余分な水分を取り除き、気を補ってあげると、動悸もおさまるでしょう。しかし、少し時間がかかると思われます。 |
| 9 | ・全身倦怠感があり、動悸がする。 ・足腰に冷えとだるい痛みがあり、足がむくむ。 ・最近、尿の量が減ってきた。 |
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全身的に体が弱って、下半身が冷えてしまい、その影響が上半身にも出てしまっているかもしれません。 こういう方は、気を補って体を温めてあげると、動悸もおさまるでしょう。 |
| 10 | ・動悸は運動すると増悪する。 ・物忘れがひどく、だるくてやる気が起きない。 ・お腹が張って、食欲もない。 |
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思い悩み過ぎたり、暴飲暴食することによって、体が弱って気が不足してしまっているかもしれません。 こういう方は、気を補ってあげると、動悸もおさまるでしょう。 |
などなど、『動悸』ひとつとっても、一人一人微妙に症状が違います。（必ずしも１〜10の分類にすっきり分かれるわけでもありません。）
光明堂鍼灸院では、初診時にしっかりお話をうかがい、身体の状態をみてから、東洋医学的根拠に基づき施術させて頂きます。
自分の『動悸』に鍼灸は効くのか？等々、お気軽にご相談ください。