『不妊』のタイプいろいろ
「不妊症」とは、妊娠適齢の女性が妊娠を希望し避妊を行わずに性生活を行っているにも関わらず、結婚後2年以上を経ても妊娠しないことを言います。
（東洋医学の古典では3年と記されているものもあります。）
現在は年々結婚年齢が上がっており、高齢になるほど妊娠しにくい為、1年で妊娠しなければ妊娠検査、治療を進めるのが一般的となっています。
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・月経血の色が暗淡色で量が少ない。 ・月経周期が延びている（36日以上）、もしくは3ヶ月以上月経が来ない。 ・性欲が減退している。 ・下腹部が冷え、腰や下半身がだるくて力が入りにくい。 |
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虚弱体質により妊娠するのに必要なエネルギーが不足しているのかもしれません。 こういう方は、エネルギーを補って気の流れを良くすることで、妊娠しやすい身体になるでしょう。 |
| 2 | ・月経血が淡色で量が少ない。 |
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虚弱体質や大量の出血、食欲不振などの体調不良により、妊娠するのに必要な気血が不足しているのかもしれません。 |
| 3 | ・月経血は紅色で量が多く、周期が短縮している。（20日未満） |
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元々血の少ない体質や慢性病・熱性疾患などにより、血が不足し体が熱性に傾いてしまっている為に、妊娠しにくくなっているのかもしれません。 こういう方は、血を補い、熱性に傾いている体を整えることで、妊娠しやすい身体になるでしょう。 |
| 4 | ・月経血が紫がかり、小さい血塊が混じることがある。 ・月経周期と月経量は一定せず、月経痛がある。 ・月経前に胸が張ったり、イライラして怒りっぽくなる。 |
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疲労の蓄積やストレスなどにより、気血のめぐりが悪くなってしまった為に、妊娠しにくくなっているのかもしれません。 こういう方は、気血のめぐりを良くして心身ともにのびやかにすることで、妊娠しやすい身体になるでしょう。 |
| 5 | ・月経が来ない月がある、もしくは月経周期が一定でない。 ・白色の帯下（おりもの）が出る。 ・胸が苦しくなったり、動悸を感じることがある。 ・少食で、めまいや無力感を感じることがある。 ・顔や手足がむくみやすく、ぽっちゃり体型である。 |
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肥満体質で、甘い物を食べる習慣があるなどにより、消化機能が低下して身体の中に余分な湿気がたまってしまい、妊娠しにくくなっているのかもしれません。 こういう方は、気のめぐりをよくして余分な湿気を乾かすことにで、妊娠しやすい身体になるでしょう。 |
| 6 | ・生理痛（下腹部）があり、月経周期が一定でない。 |
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生理中や出産直後に無理をして、気血のめぐりが滞り、身体に余分な熱と湿気が溜まってしまい、妊娠しにくくなっているのかもしれません。 こういう方は、気血のめぐりを良くして余分な熱と湿気をとることで、妊娠しやすい身体になるでしょう。 |
などなど『不妊』ひとつとっても、一人一人微妙に症状が違います。（必ずしも１〜６の分類にすっきり分かれるわけでもありません。）
光明堂鍼灸院では、初診時にしっかりお話をうかがい、身体の状態をみてから、東洋医学的根拠に基づき施術させて頂きます。
自分の『不妊』に鍼灸は効くのか？等々、お気軽にご相談ください。