横浜市 戸塚区 光明堂鍼灸院 女性鍼灸師による、はり・きゅう 体のバランスを整えます
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『冷え性』のタイプいろいろ

1
・手足が冷えて冷たいが温めると冷えは改善する。寒がる。
・お腹が冷えて痛む。体も痛む。皮膚は蒼白。
・気温の下がる秋冬は冷え症状が出るが、春夏には改善する。
という方は 元々血行不良の体質に加え、外気の寒さの影響を受けて手足の血流が悪くなった為に、手足に冷えを生じてしまったかもしれません。
こういう方は、体を温めて気血の流れを良くしてあげると、手足の冷えも改善する
でしょう。

2

・お腹(特に下腹部)の冷えを強く感じる。
・目の周囲が黒ずむ。
・女性は生理の間隔が延長(36日以上)したり、月経量が少なく、色が淡くなる。薄いおりものがでる。
・妊娠しにくくなる。

という方は

元々の虚弱体質や無理を重ねた生活、多産、あるいは生理中に雨に濡れるなどの原因によって、体の前面(特に下腹部)が冷えたことにより、気の流れが失調した為に、お腹が冷えてしまったかもしれません。
こういう方は、体を温めて体前面の気血の流れを良くしてあげると、お腹の冷えも改善するでしょう。

3

・下腹部(特に両脇)が冷えて、時に下墜するような痛みを生じることもある。
・全身の寒気を感じたり、手足も冷えたりする。
・比較的男性に多くみられる。

という方は 外気の寒さの影響を受けて下腹部の気血が滞り、冷えを生じてしまったかもしれません。
こういう方は、下腹部両脇を通る気血の流れを良くして体を温めてあげると、お腹の冷えも改善するでしょう。
4 ・腰および下半身が冷える。(ひどい時は冷水の中に座っているような感じがする。)
・体全体が重だるく、下腹部は張った感じもある。
・腰が痛む時もある。
という方は 寒冷湿潤の場所で生活したり、雨にぬれたり、汗をかいた後にぬれた衣服のままでいたりして、外気の寒さや湿気の影響を受けて、体(特に下半身)が冷えてしまったかもしれません。
こういう方は、体の余分な湿気を取り除き、体を温めて寒さを散らしてあげると、腰および下半身の冷えも改善するでしょう。
5 ・腰が冷えて重だるく、腰から下がむくみ、動かしにくい。
・全身が重だるく、手足に力が入りにくい。体の節々が痛む。
・動いてもいないのに汗がでる。寒気を感じることもある。
という方は 元々、体に余分な湿気をためこんでしまっていたところに、雨にぬれたり、汗をかいた後にぬれた衣服のままでいたりして、外気の湿気の影響を受けて、体(特に下半身)が冷えてしまったかもしれません。
こういう方は、体に気をめぐらせて外気の影響を受けにくくし、体内の水分の流れを良くして余分な湿気を出してあげると、腰および下半身の冷えと重だるさも改善するでしょう。
6

・背中が冷える。(温めると気持ちがよく、痛みがやわらぐ。)
・顔面蒼白で手足も冷える。
・尿量が多く、便はゆるい。(時に水様。)

という方は 元々虚弱体質で体を温める機能が低下したために体が冷えて、体が冷えたことにより体の中で湿気が滞り、より冷えやすくなってしまったかもしれません。
こういう方は、体を温めて気の流れを良くすることで、寒さを散らし余分な湿気を取り除くと、背中の冷えも改善するでしょう。
7 ・お腹が冷えて、時に痛みも伴う。温めると痛みはやわらぐ。
・日頃から寒がりで、お腹が冷えると便がゆるくなったり、下痢になったりする。
・元気もなく、手足がだるい。
という方は 冷たいものや生ものの食べ過ぎや、病後で体調が本調子でないなどの為に、お腹を温める機能が衰え、結果、お腹が冷えてしまったかもしれません。
こういう方は、お腹を温めることによって機能改善をはかると、お腹の冷えや痛み、調子も改善するでしょう。
8

・お腹が冷える。
・夜明け前に下痢をする。
・夜間頻尿や排尿後の尿切れが悪い。
・足や腰が冷えて重だるく、力が入りにくい。

という方は 加齢や大病、長患いなどによりお腹を温める機能が衰え、結果、お腹が冷えてしまったかもしれません。
こういう方は、お腹を温めることによって機能改善をはかると、お腹の冷えも、その他の体調不良も改善するでしょう。
9

・手足が冷える。日頃から寒がりで、縮こまって寝る。
・不消化下痢や、水様の便が出る。
・小便の出が悪く、時に排尿困難になる。
・体がむくむ。

という方は 長期間の肉体疲労や長患いなどで、体を温める機能が衰え、結果、手足や全身の冷えを生じてしまったかもしれません。
こういう方は、速やかに体を温め、体にたまった冷えをとると、手足の冷えや冷え性も改善するでしょう。
10

・手足は冷えるが悪寒はない。
・顔面紅潮し、喉が痛む。
・空嘔(からえずき)(=嘔吐するが吐物はない吐き気)する。

という方は 体を温める機能の衰えが激しく、体の芯が冷えた為、体の中心に陽気がめぐることができず、手足は冷えるのに、体の上部には熱症状がでるという、相反する症状が出ているかもしれません。
こういう方は、体の芯の冷えをとると、手足の冷えも体表面の熱症状も改善するでしょう。
11

・手足の冷えが強く、悪寒がする。
・下痢(水様便)が止まらない。
・空嘔(からえずき)(=嘔吐するが吐物はない吐き気)する。

という方は 体を温める機能が著しく衰え、体の芯と下半身に陽気がめぐることができず、手足の冷えがきつく、下痢により体力の消耗も激しくなっているかもしれません。
こういう方は、早急に体の芯の冷えをとり、徐々に体力も回復させてあげると、手足の冷えも改善するでしょう。
12

・手足は冷えるが、高熱が出て顔面が紅潮する。
・胸苦しく、喉が渇いて水を欲する。便秘で尿量は少ない。
・精神的に不安定。

という方は 体の奥に熱が入り込み、こもって気を滞らせてしまった為に、気が手足末端までめぐることができず、手足の冷えが生じてしまったかもしれません。根本的に体の中には熱がこもっているので、手足は冷えるが体や顔は火照るといった相反する症状がでます。
こういう方は、体の中にこもった熱を散らしてあげると、手足の冷えも改善するでしょう。
13

・手足が冷える。
・体の脇が張って苦しい。ゲップが出るがすっきりしない。
・咳、嘔吐、動悸がする。お腹が痛く、下痢する。
・尿がスムーズに出ない。

という方は 体の中に気が滞って、気が手足末端までめぐることができず、手足の冷えが生じてしまったかもしれません。
こういう方は、体の中の気のめぐりを良くしてあげると、手足の冷えも改善するでしょう。
14

・日頃から胸や腹部が張って苦しく、痰やつばを吐く。
・呼吸がゼイゼイし、よだれが出る。嘔吐することもある。
・空腹感はあるが、食べたくはならない。
・体調を崩すと手足の冷えも感じるようになる。

という方は 日頃から体の中に余分な湿気をためこんでしまい、体の気のめぐり滞っているところに、外気の影響を受けたり体調不良が重なったりで手足に冷えが生じてしまったかもしれません。
こういう方は、気のめぐりを良くして体の中の余分な湿気を散らしてあげると手足の冷えも改善するでしょう。
15

・背中に悪寒を感じ、氷のように冷える。
・咳や呼吸困難になり、白い痰が大量に出る。
・お腹が張って、食欲はなく、全身倦怠感がある。
・手足がむくむ。

という方は 慢性病による体力消耗や加齢による衰弱で、体の中の気がめぐる力が弱くなり、体に余分な水分が滞ってしまった為に背中が冷えてしまったかもしれません。
こういう方は、お腹の気のめぐりを良くすることで余分な水分を散らしてあげると背中の冷えも改善するでしょう。

などなど『冷え性』ひとつとっても、一人一人微妙に症状が違います。(必ずしも1〜15の分類にすっきり分かれるわけでもありません。)
光明堂鍼灸院では、初診時にしっかりお話をうかがい、身体の状態をみてから、東洋医学的根拠に基づき施術させて頂きます。
自分の『冷え性』に鍼灸は効くのか?等々、お気軽にご相談ください。