横浜市 戸塚区 光明堂鍼灸院 女性鍼灸師による、はり・きゅう 体のバランスを整えます
  • 治療可能な疾患
  • 治療の流れ
  • 料金・営業時間
  • アクセス・お問い合わせ
  • コラム
  • リンク
  • 患者さんの声
新着情報

Loading...

料金・営業時間

『生理痛』のタイプいろいろ

1
・生理中に全身の関節が痛む。
・月経量が多く、下腹部が冷えて痛む。
・悪寒、発熱、鼻づまり、頭痛などの症状もでる。
という方は 生理中は体表面を守るバリア機能が弱る為、外気の風や寒さの影響を受けやすくなります。その為、生理になると下腹部や全身の関節に痛みが出てしまうのかもしれません。
こういう方は、血を補いながら、外気の風や寒さの影響を取り除いてあげると、生理痛もなくなるでしょう。
2

・生理前あるいは生理中に下腹部が冷えて痛み、痛みは温めると軽減する。
・月経周期が延長し(36日以上)、月経量は少ない。
・月経血は紫暗色で血液の中には血塊が混じる。
・日頃から寒がりで手足が冷える。便は形がなく泥状。

という方は

外気の寒さや湿気の影響を受けて、お腹など体の前側の気血の流れが阻害された為に生理痛が生じてしまうのかもしれません。
こういう方は、体を温めることによって寒気や湿気を散らして、気血をめぐらせると、生理痛もなくなるでしょう。

3

生理前あるいは生理中に下腹部に刺すような痛みと灼熱感が生じる。下腹部は押されると痛む。
月経周期が短縮(20日未満)、あるいは不定期になり、月経血は暗紅色で粘り気があり、臭いがややきつい。
大便は硬くてすっきり出ず、小便は色が濃く少量。

という方は 日頃から辛い物や味の濃い物を好んで食べたり、悩み事を抱えていたり、怒りや焦りなどをよく感じたすることによって、体の中に熱性の湿気が貯まりやすくなり、それが気血の流れを阻害してしまったかもしれません。
こういう方は、体の余分な熱と湿気を取り除くと、生理痛もなくなるでしょう。
4 生理中は全身がだるく痛み、時にしびれを伴う。
生理中から終了後にかけて頭に鈍痛が生じ、目から額に放散する。頭のふらつきやめまいを感じ、じっとしていたいと思う。月経量は少なく、色も淡い。
という方は 日頃から体の中の血が不足気味で、生理中はさらに不足するので、頭部や全身に血が行き渡らず、痛みやだるさ、ふらつきといった症状が出てしまうのかもしれません。
こういう方は、血を補うことで気血のめぐりを良くしてあげると、生理痛もなくなるでしょう。
5 生理中あるいは生理終了後に下腹部に鈍痛を生じる。
腹痛は押さえたり、温めたりすると軽減する。
顔色は白く、動悸や頭のふらつき、倦怠無力感も感じる。
声に力がなく、元気もない。月経量は少なく、色も淡い。
という方は 日頃から体の中の気(エネルギーのようなもの)と血の両方が不足気味で、生理中はさらに不足するので、下腹部の痛みや全身の体調不良が生じてしまうのかもしれません。
こういう方は、気と血を補ってあげると生理痛もなくなるでしょう。
6

生理中に腰痛と下腹部両側にに張ったような痛みが生じる。
月経量が少なく、すっきりと排出しない。

という方は 日頃から体の中の血が不足気味で、血をエネルギーとして体をめぐる気の流れも滞ってしまった為、筋肉が栄養されずにひきつり、生理痛が出てしまうのかもしれません。
こういう方は、血を補うことで気のめぐりを良くしてあげると、生理痛もなくなるでしょう。
7 生理中あるいは生理終了後に下腹部が冷えて痛む。
痛みは冷やすと増強し、温めたり押さえたりすると軽減する。
月経周期が延長し(36日以上)、月経量は少なく、色も淡い。
腰背部が重だるく痛み、背中の寒気、手足の冷えも感じる。
尿の量が多くて色が薄い。
という方は 体を温める機能が低下して体が冷え、お腹など体の主に前側の気血の流れが悪くなってしまった為に、生理痛が出てしまったかもしれません。
こういう方は、体を温めることで気血の流れを良くしてあげると、生理痛もなくなるでしょう。日頃から冷え性の方は体質改善も必要です。
8

生理前から頭痛がして、生理中には頭痛に加えて強い下腹部痛も生じる。痛みは腰まで放散する。
月経量の多い日が過ぎると痛みもおさまり、すっきりする。
月経量は少なく、月経血は紫暗色で血塊が混じる。

という方は 日頃から悩み事を抱えこんだり、イライラしたり焦っつたりすることが多く、体の中の気のめぐりが滞ることで、血のめぐりも悪くなってしまったかもしれません。
こういう方は、血の滞りを解消し、気のめぐりをよくすると、生理痛もなくなるでしょう。
9

生理前あるいは生理中に下腹部が張って痛む。
生理前の数日間は胸苦しい、脇腹や胸が張って痛む、イライラしやすくなる、などの症状がでる。
月経量は一定せず、月経色は紫色がかることもあり、血塊が混じる。

という方は 日頃から悩み事や心配事があり、イライラしたり焦っつたりすることにより、体の中の気のめぐりが滞った為に、生理痛が出てしまったのかもしれません。
こういう方は、気の滞りを解消し、気のめぐりを良くしてあげると、生理痛もなくなるでしょう。
10

生理中あるいは生理終了後に下腹部に鈍痛が生じる。
押さえたり温めたりすると痛みがやわらぐ。
月経量は少なく、色は淡紅色。
月経周期が延長する。(36日以上)
腰や膝がだるく、力が入らない。頭がふらつき、耳鳴りもする。

という方は 日頃から目が乾いたり、手足がほてったり、体の中の陰分(血液等をすべて含めた体液の総称のようなもの)が不足する傾向にあるのが、生理によってさらに陰分が不足することにより、下腹部に栄養が行き渡らず、生理痛が生じてしまったのかもしれません。
こういう方は、陰分を補って気血のめぐりを良くしてあげると、生理痛もなくなるでしょう。
11

生理前あるいは生理中に頭のふらつきと張ったような頭痛が生じる。腰もだるい。イライラして怒りっぽくなったり、耳鳴りがする。
月経期間は短縮(20日未満)して、月経量は多く、色は鮮紅色。

という方は 日頃から体の中の陰分(血液等をすべて含めた体液の総称のようなもの)が不足気味で、体が熱傾向に片寄っていたところに、生理によってさらに陰分が不足することにより、熱を帯びた気が上方に向かってしまったことで、頭痛が生じてしまったかもしれません。
こういう方は、陰分を補い熱を沈めると、生理時における頭痛もおさまるでしょう。
12

生理中に腰が折れそうに痛み、横向きで寝ていると次第に痛みがやわらぐ。
月経周期は延長(36日以上)して、月経量は少なく、色も薄い。

という方は 元々虚弱体質な上に、生理により一時的に体に負担がかかった為に腰痛が生じてしまったのかもしれません。
こういう方は、気を補ってあげると、生理痛もなくなるでしょう。そのまま養生の鍼灸を続けると、日頃の体調不良もおさまると思われます。

などなど『生理痛』ひとつとっても、一人一人微妙に症状が違います。(必ずしも1〜12の分類にすっきり分かれるわけでもありません。)
光明堂鍼灸院では、初診時にしっかりお話をうかがい、身体の状態をみてから、東洋医学的根拠に基づき施術させて頂きます。
自分の『生理痛』に鍼灸は効くのか?等々、お気軽にご相談ください。