横浜市 戸塚区 光明堂鍼灸院 女性鍼灸師による、はり・きゅう 体のバランスを整えます
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『腰痛』のタイプいろいろ

1
・下にあるものを拾うなど、前かがみになった時に腰に痛みが走る。
・横になって安静にしているのが一番楽で、動くと痛みが悪化する。
という方は 背中、腰〜足の後ろ側へと流れる経穴(ツボ)の流れがスムーズでなく、そこに関連する筋肉に異常をきたしているかもしれません。
こういう方は、このツボの流れを整えてあげると腰痛がおさまるでしょう。
2

・腰は慢性的に痛い。
・体を横に倒して脇腹を伸ばしたり、腰を横にひねったりすると重い痛みを感じる。
・精神的なストレスをためると痛みが悪化するが、何かに集中していたり、楽しく過ごしていると、痛みはそれほど気にならない。

という方は

体の脇を流れる経穴(ツボ)の流れがスムーズでなく、そこに関連する筋肉に異常をきたしているかもしれません。
こういう方は、このツボの流れを整えてあげると腰痛がおさまるでしょう。

3

・歩き過ぎたり、立ちっぱなしでいたなど、下半身に負担をかけると、腰に痛みが出る。
・休んだり、横になって安静にすると痛みがやわらぐ。
・お腹が冷えている。

という方は 腰と関わりの深い経絡(ツボの流れ)がスムーズでなく、そこに関連する筋肉に異常をきたしているかもしれません。
こういう方は、このツボの流れを整えてあげると腰痛がおさまるでしょう。
4 ・腰を後ろに反ると、腰に重たい痛みを感じる。
・食事中に背中の真ん中あたりが痛むことがある。
・普段から、脂っこいものや甘い物をよく食べる。
・暴飲暴食しがち。
・腰痛は慢性化している。
という方は 体の前を流れる経穴(ツボ)の流れがスムーズでなく、そこに関連する筋肉に異常をきたしているかもしれません。
こういう方は、このツボの流れを整えてあげると腰痛がおさまるでしょう。食生活の改善も必要かもしれません。
5 ・腰は重だるい痛みで、雨の日や夜にひどくなる。
・一晩休むと翌朝には痛みが軽減する。
・腰が痛みだした時、特に動いてもいないのに自然と汗をかいたり、寒気がして熱っぽかったりした。
という方は 過労などで少し弱った体に湿気の悪い気が入ってしまったかもしれません。
こういう方は、体の中に入った余分な湿気を取り除いてあげると腰も楽になるでしょう。
6

・腰は冷えて重たい感じがする。
・安静にしていても痛みは軽減せず、起きた時もすっきりしない。
・雨の日や雨の降る前に痛みが悪化する。
・腰は温めると楽になる。

という方は 外気の寒さと湿気が体の中入ってしまったかもしれません。
こういう方は、体を温めて体の中に入った余分な寒気と湿気を取り除いてあげると、腰も楽になるでしょう。
7 ・腰に灼熱的な痛みを感じる。
・腰が痛みだしたのは暑い時期だった。
・長く座っていると痛みが増す。
・内ももによく汗をかく。
という方は 外気の暑さと湿気が体の中に入ってしまったかもしれません。
こういう方は、体の中に入った余分な熱と湿気を散らしてあげると、腰も楽になるでしょう。
8 ・腰は張ったような痛みがあり、じっとしていると痛みが増す。動いている方が楽。
・痛む箇所が微妙に変わり、マッサージを受けると楽になる。
という方は 体の中の気(エネルギーのようなもの。本来はよどみなく流れている。)が滞っているかもしれません。
こういう方は、気の滞りを解消してあげると、腰も楽になるでしょう。
9 ・腰の痛みは一箇所にとどまらず、あちこちが張ったように痛む。
・日頃から思い悩んだり、イライラすることが多い。
・感情が不安定な時は痛みも増す。
という方は 日頃から感情をうまく発散することができず、体の中の気の流れが滞ってしまっているかもしれません。
こういう方は、気の滞りを解消してあげると、腰も楽になるでしょう。
10 ・腰は常に同じ所がキリで刺されるように痛む。
・夜に痛みが増す。
という方は 体の中(特に腰部)で血(血液のようなもの)が滞っているのかもしれません。(しかし、高脂血症などによる血流低下とはまた別の概念です。)
こういう方は、血の流れをスムーズにしてあげると、腰は楽になるでしょう。
11 ・腰に冷えを伴った痛みがある。
・いつも同じ所が痛み、なかなか取れない。
という方は 体の中(特に腰部)で湿気が長い間滞っているのかもしれません。
こういう方は、体の中の余分な湿気を取り除いてあげると、腰は楽になるでしょう。しかし、少し時間がかかると思われます。食生活の改善も必要かもしれません。
12 ・腰はじわじわと痛む。
・背骨や足もだるく、長時間立っていたり、歩き続けるのは難しい。休憩すると痛みは軽減する。
という方は 長期間の肉体疲労や病気をわずらった後、もしくは加齢により、体のエネルギーが低下しているかもしれません。
こういう方は、根本的なエネルギーを補ってあげると腰も楽になるでしょう。気長に付き合ってゆくとよいと思われます。
13 ・腰は動かし始めが痛み、そのまま動かし続けると痛みはやわらいでくる。
・腰痛を発症した時に、体を冷やしたり、風邪を引いた覚えがある。
という方は 外気の過剰な影響を受けてしまったかもしれません。
こういう方は、外気の悪影響を取り除いてあげると、腰も楽になるでしょう。

などなど、『腰痛』ひとつとっても、一人一人微妙に症状が違います。(必ずしも1〜13の分類にすっきり分かれるわけでもありません。)
光明堂鍼灸院では、初診時にしっかりお話をうかがい、身体の状態をみてから、東洋医学的根拠に基づき施術させて頂きます。
自分の『腰痛』に鍼灸は効くのか?等々、お気軽にご相談ください。